相続人の債権者が、相続人の遺留分を代位行使できるか?

民法423条1項は、債権者は自己の権利を保全するために債務者の権利を行使できるとしています。 たとえば、AさんがBさんにお金を貸しているけれど、返済期限になってもBさんはお金を返さないので理由を聞くとお金がないという。 …

相続するかどうかを決める(単純承認・限定承認・相続放棄)

相続人は、相続開始と同時に、被相続人(亡くなった方)の一切の権利義務を受け継ぐのが原則ですが、相続をしない、あるいは条件付きで相続するという選択もできます。 これが、相続の単純承認、限定承認、放棄です。 ただ、いつまでも …

推定相続人の廃除/相続する権利がなくなる場合②

本来なら相続人となる者が、相続人としての権利を奪われる場合として、相続欠格と推定相続人の廃除という制度がありますが、今回は、推定相続人の廃除について説明します。 相続欠格については、こちらの相続欠格のコラムをご覧ください …

相続欠格/相続する権利がなくなる場合①

法律上は相続人とされている場合でも、例外的に相続人になれない場合があります、それが相続欠格と推定相続人の廃除という制度です。 今回は、このうち、相続欠格について説明します。 推定相続人の廃除については、こちらの推定相続人 …

胎児は相続人になれる?

法律上の権利は、原則として生まれたときに権利関係が発生するのですが、相続に関しては、胎児は生まれたものとみなされ、相続人となることができます。 もっとも、判例は、胎児は生まれたものとみなすとの規定は、潜在的に相続人となる …

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