死後認知後の他の相続人への相続財産支払請求では借金は考慮されません

死後認知によって新たに相続人となった者が、他の相続人に相続の主張をするとき、既に他の相続人らによる遺産分割が終了していた場合には、遺産分割のやり直しは請求できず、相続財産相当額のお金を請求することになります(民法910条 …

同性婚・パートナーシップにおける相続問題

LGBTに関する問題も広く知られるようになり、同性婚(パートナーシップ)の証明書を発行する自治体も増えてきましたが、法律上は、同性婚が認められないため、相続手続きとの関係では他人と同じように扱われます(住居の賃借権につい …

離婚した妻からの亡くなった子供の遺骨の分骨請求を否定した事例

離婚した妻が、元夫を相手として、亡くなった子供の分骨請求をしたのに対して、これを否定した事例として、大阪高等裁判所平成30年1月30日決定をご紹介します。 なお、本事例では、首位的に遺骨の引渡しを求め、予備的に分骨を請求 …

相続税の申告では、みなし相続財産に注意してください

亡くなった方の遺産を相続する場合については、民法896条以下に規定があり、亡くなった方の一切の財産が相続の対象となります。 しかし、その方が亡くなったことをきっかけに新たに生じる権利(生命保険など)については、亡くなった …

相続の発生時期により適用される法律が異なります

相続問題では、事実上何も問題がなかったからという理由で、何代も前の先祖の名義のまま土地が放置され、今になってその処理をしたいというご相談を受けることがあります。 そのような中には、代を重ねてしまって、親族が多数に渡り、行 …

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