死後認知によって新たに相続人となった者が、他の相続人に相続の主張をするとき、既に他の相続人らによる遺産分割が終了していた場合には、遺産分割のやり直しは請求できず、相続財産相当額のお金を請求することになります(民法910条 …
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孫が祖父の相続を放棄するときの期限は?
民法915条1項は、「相続人は、自己のために相続の開始があったことを知った時から3か月以内に、相続について・・・放棄をしなければならない。」と定めています。 では、「祖父→父→本人」という相続があり、祖父に多額の借金があ …
緊急事態宣言中の営業について
緊急事態宣言に伴い、弁護士のみが交代で勤務することとなりました。 そのため、お電話が通じにくくなっておりますので、なるべくお問い合わせ欄からお問い合わせください。
遺言書に記載のない相続財産の分け方
遺言書の中には、「●●については、××に相続させる」などと、具体的に財産を特定して、それを誰に相続させるかが記載されていることがあります。 この書き方の遺言書の場合、書き漏らしている相続財産があることが、しばしばあります …
合資会社の負債と遺留分の計算に関する最高裁判決
被相続人(亡くなった方)が合資会社の無限責任社員であった場合、遺留分の計算において、合資会社の負債をどのように取り扱うかが争われた事案について、最高裁判所が判断しました。 前提として、合資会社について簡単に説明します。 …